
前回福島はコラッセで呑んだ日本酒。
改めまして、福島駅に隣接するここコラッセは、福島の特産品が数多集結するアンテナショップの役割を持つ物産館。タイミングが合えば色んなイベントも模様されていて、色んな福島の魅力を堪能できる場所です。
個人的には車の運転がある自分は呑んだら乗れない身。でも、この近くに宿をとれば酒の試飲は出来るし、特産品を買って晩ご飯にしちゃえば宿泊施設の料理とはまた違った趣を味わえるので楽しいんですよ。そしていつも、上記の様に色んな銘柄の試飲ができる商品を提供していて、5月はたまたま全国品評会で金賞等受賞した銘柄がラインナップされていたんです。今やその品評会の常連となった福島の酒。値も張るそれらを味わうには懐の心配があるのは勿論、リーズナブルに出してくれてるお酒は品薄でなかなか口に出来ないんです。今回は旅立つ前から楽しみにしてました。忘れちゃいけないんで備忘録。呑んだ時にメモ書きしてるのを記します。
② ロ万 原酒一回火入れ 純米大吟醸 花泉酒造 南会津町
~口当たり柔らかく華やか。呑み易くも味わいある甘み~
コレ、文句無しに好みでした。福島を代表する酒は土地の有益性が高い喜多方の印象があるんですが、南会津にも旨い酒があるのは呑んでいて感じていたんですが、改めて突きつけられた思いでした。ロ万の銘柄は色々あるので今後楽しんでいきたいと思いました。本当に惹きこまれまして、記憶に残る逸品です。
③ 奈良萬 純米大 純米大吟醸 夢心酒造 喜多方市
~スッと入ってくるも、舌に纏わりつくような感覚(コク)。香り高くスッキリ切れが良い~
ちょっとびっくりしました。こんな表現があるのかと。舌に纏わりつく感覚は心地良いもので、その後しっかり切れもあるんです。こんな斬新なタイプ、品評会の評者は捨て置けないだろうなと思いました。蔵の他の酒もどんなものか気になりますね。
④大七 頌歌 純米大吟醸 大七酒造 二本松市
~静かな佇まい 後からしっかり呑み応え~
お手本の様な贅沢な日本酒の仕上がりで、まっく非の打ち所がない酒と思いました。
コラッセでこの企画があるからリーズナブルで口に出来る機会を得られたわけで、感謝しかありません。館内の売り場で他に試飲もしてるのでストップしましたが、他の銘柄を続けていただきもしたかった。実際トータルで大分呑んだので、ホテルに帰ってもアルコールは一切口にしなかった程。この楽しみがあるから、コラッセにはまた来ること必至です。
そして忘れちゃいけないお酒はあるもので、ちょっと追記しておこうと思います。
1. 茨城は大子町の河北酒造のレインボーという銘柄の純米酒と記憶しています。30年程前に酒蔵にお邪魔して呑んで、すごくリーズナブルなのに呑み易く、それでいてしっかりコクがあって驚かされたんです。早々にラインナップからは無くなっていたので、毎年試行錯誤、あるいは試みていた中の逸品なのかな なんて思っていましたが、未だに記憶に残っているんですよね。昨今は色んな投資家が日本の酒蔵の価値を認めて、その営業方法も多様化しています。それが今後どういう事になっていくのかはかは判りませんが、ここも時代の変遷の中で生き抜いているのだなと感じています。
2. 香梅 純米酒 香坂酒造 米沢市
初見は
上記なんですが、記憶から離れなくて次に米沢に行った時リピートしたくらい。
これからも行く度に買いそうです(笑)
3. 奥の松酒造 eight~エイト 二本松市
もう随分前になりますが、長年蜂蜜のお酒であるミードを探し求めていた時期がありました。今でこそ作ってるところもあって、ネットで取り寄せることも容易いですが、なかなか口に出来なくてね。その末に漸く呑んだミードを彷彿とさせるというんで記憶に残ってるんです。
こういう個性を商品として生み出したわけで、素敵じゃないですか。二本松の蔵は侮れないなと思わせてくれます。
4. 恵那山 純米酒 はざま酒造株式会社 岐阜県中津川市

そして最新版。1月に岐阜に行った買った酒群の最後の逸品。私、大体買った酒の中で最も期待値が高いものを大トリに据えるわけですが、1月の旅でのそれがコレ。いや~当たりました。まさに菓子水の様な味わい。全然雑味が無いんです。でもフィニッシュに穏やかでありながら確かな呑み応えがあるんです。
ホテルの一室で、夜やたら寒いなぁと思ったら朝には一面氷が張っていた恵那狭のダム。この酒を今日開けることは在庫の関係から必然だったんですけど、昨日恵那で山火事が発生したと心配ニュースが報じられました。それだけにこの複雑に気持ちですが、記憶留まる酒なのは確かです。